MD ROKKOR 50mm F1.7 (その4)

MD ROKKOR 50mm F1.7シリーズのとりあえずの最終回です。このレンズをつけていて初めての日差しかもしれません。夜の間に降った雨でまだ路面も濡れています。朝日に水滴が光ってすがすがしい朝です。

F1.7, 1/3200, ISO 100
Oct. 30, 2019
やや逆光気味で水滴が光を受けて玉ボケになっています。相変わらず,ピントがどこにきているのかわからん写真ですが。

F1.7, 1/2500, ISO 100 (+1.0)
Oct. 30, 2019
アダプターのヘリコイドを使って最短撮影距離よりも近づいて写しています。近いので手ブレとピントが厳しいのですが,それを差し引いても収差が大きくでてなんだか破綻しています。これも逆光気味でレンズには厳しい条件なので収差の影響がわかりやすい,ということはあるかもしれません。このレンズは最短撮影距離が45cmで,それ以前のMC ROKKORに比べて近づいて撮れるようになった分,ギリギリの設計になっていて,45cmよりも近づくと一気に収差が大きくでてしまうような設計なのかもしれません。

F2.8?, 1/200, ISO 100 (+1.7)
Oct. 30, 2019
普通に撮れば普通に写りますから,ある意味とても正しいレンズです。一段ほど絞っているので絞りの形が背景に見えてしまっています。

F2.8?, 1/100, ISO 100 (+0.7)
Oct. 30, 2019
これもピントが怪しいですが,よーく見ると,ピント面の周りに薄くハロがまとわりついています。そのために優しく見えるのかもしれません。

F2.8?, 1/2000, ISO 100 (+0.7)
Oct. 30, 2019
水滴のキラキラした感じがとてもよいのですが,やはり絞りは開放で撮るべきでした。六角形の光源ボケはちょっとうるさく見えてしまいます。うーむ。


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