AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8 (その4；ハルちゃん)

いつものようにハルちゃんです。お散歩に出かけたときと，家の中で撮ったものです。

F2.8くらい?, 1/60, ISO 100 (+1.0)

Nov. 12, 2019

少し前ピンで鼻の頭にピントがきている感じですが，ピント面ではちゃんと毛が解像していて，そこから前後に滑らかにボケています。背景の玉ボケもけっこうきれいです。

F1.8?, 1/60, ISO 2500 

Nov. 14, 2019

珍しくピントが目にきています。というか，偶然にも鼻先から目までちょうど被写界深度の中にはいっているようです。

F1.8?, 1/60, ISO 400

Nov. 16, 2019

ハルちゃんはよく動くのでお座りをさせているときくらいしかちゃんとピント合わせができません。単に，私の腕の問題，とも言えますが，やはり動くものへのピント合わせは難易度が高いです。目の周りの毛の立体感はちょっとグッときます。

F1.8?, 1/1000, ISO 50

Nov. 29, 2019

この写真も上のものと似たような感じですが，より光が強くて鼻先がテカテカ光っています。グラデーションも滑らかで背景のタオルも自然なボケかたです。

F2.8くらい?, 1/60, ISO 2500 

Nov. 14, 2019

最後はモノクロを試してみました。まだモノクロフィルムが普通に使われていた頃のレンズなのでモノクロとの相性はよさそうです。たんにハルちゃんがモノトーンなのでそんなふうに感じるだけかもしれませんが。Foveonセンサを持つカメラやライカモノクロームのようなモノクロ専用カメラを別にすると，デジタルでのモノクロはモノクロである前にカラー画像なので，輝度だけで表現する本当の意味のモノクロとは言えないのかもしれません。でも，柔らかいけどコントラストもある写りでよいと思います。