AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8 (その5)

お散歩での近景を集めて見ました。ぼちぼち秋も深くなって来て花も少なくなって来ました。特に寄れるレンズというわけでもないので,寄る時はいつものようにマウントアダプタのヘリコイドを使っています。

F2.8くらい?, 1/60, ISO 125 (-0.3)
Nov. 17, 2019
ちょっと二線ボケの傾向があるのかもしれません。でも,手前の花と葉の立体感はとてもよいと思います。

F2.8くらい?, 1/60, ISO 250 (+1.0)
Nov. 17, 2019
まだ咲き続けている玄関先の吉祥草です。マウントアダプタのヘリコイドを使って寄っています。いつものようにピントはデタラメで,真ん中の花の上の方の雌しべを狙ったはずですが,下の根元の花にピントがきています。最短撮影距離よりも近づいているにもかかわらず,ピントの来ているところはかなりシャープです。

F1.8?, 1/1000, ISO 100 (-0.3)
Nov. 20, 2019
半逆光で真っ赤な花ですが,色浮きの様子もあまり感じられず自然な感じです。花弁(?)のフチは少し色収差の影響があるように見えますが,ほとんど気になりません。葉のフチに少しパープルフリンジが見えます。かなりがんばって色収差が補正されているようです。光が透ける透明感もよくでていると思います。

F1.8?, 1/4000, ISO 100 (-0.7)
Nov. 20, 2019
これもヘリコイドを使ってかなり寄っています。マイナス補正で背景を落としたところまではよかったのですが,どこにピントが来ているのかいまいちわかりません。無理矢理近接撮影をしていることの悪影響がでているのかもしれません。これはこれでオールドレンズっぽい味といえるのかもしれません。

F2.8くらい?, 1/500, ISO 100
Nov. 20, 2019
被写体までの距離が少しあると同じ絞り値でも被写界深度が相対的に深くなるためか,パリッとした絵になります。背景の大きな木の葉っぱと手前の花の遠近感がよく出ていて,ほどよい立体感が感じられます。

コメント