Macro-HEXANON AR 55mm F3.5 (その4)

 似たようなカットが続きますが,少しマクロレンズらしく寄ってみたカットです。怖いもの知らずで主に開放です。

ILCE-7S / Macro-HEXANON AR 55mm F3.5
F3.5, 1/1000, ISO 100, WB (Auto)
Jul. 02, 2020
朝の斜光があたっているのですが,それにしてもなんだかギラギラした感じです。よく言えば発色がよい,と言えそうですが,ちょっとプラスチッキーにも見えます。hexanonレンズの印象としてもう少し大人しいものをイメージしていましたが,撮り方次第,ということでしょうか。マクロレンズらしくシャープです。

ILCE-7S / Macro-HEXANON AR 55mm F3.5
F3.5, 1/320, ISO 100 (+0.7EV), WB (Auto)
Nov. 08, 2020
このくらい寄って手持ちというのは苦しい戦いですが,まぁ,なんとか撮れているという感じのものを選びました。花が小さいのでマウントアダプターのヘリコイドを使って最短撮影距離より近づいていたと思います。マクロレンズなのでアダプターのヘリコイドを数ミリ繰り出したところでどうなるものでもないのですが,あと少し,というときには役に立ってくれます。ボケはやはり少し硬く感じます。

ILCE-7S / Macro-HEXANON AR 55mm F3.5
F3.5, 1/125, ISO 100 (+0.7EV), WB (Auto)
Nov. 03, 2020
さすがに三脚を使っています。小さなLEDライトで少し光をあてています。珍しく露出はオーバーにしています。コントラストが低くてふわふわした感じも悪くありません。

ILCE-7S / Macro-HEXANON AR 55mm F3.5
F8.0, 1/60, ISO 400, WB (Auto)
Nov. 03, 2020
結局,絞りました。LEDライトではなく陽が直接差し込んでいます。光の加減もあるのでしょうけれど,上のカットに暮れべてずいぶんと硬い印象です。図鑑に使う写真のようで絵にあまり色気がありません。これはこれでよいとは思うのですが,カチッとした写真を撮いたいのならイマドキのレンズを使うべきなんでしょうけれど...。

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