smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 Macro

Asahi Opt. smc PENTAX-D FA Macro 50mm F2.8

マウント:PKAF
焦点距離:50mm
開放F値:2.8
絞り羽根:8枚
レンズ構成:7群8枚
最短撮影距離:0.195m
最大撮影倍率:1.00
フィルター径:49mm
質量:265g (カタログ値)

ちょっと今更感全開のD FA 50mm F2.8 macroレンズです。いつ買ったのかもよくわかりませんが,この個体はヤフオク!で結構安く入手したような記憶がかすかに残っています。人気ない,ってことですかね。

pentax純正の標準域の等倍マクロレンズです。Pentax Aレンズのマクロも手元にありますがMF時代はハーフマウロでした。D FA 50mm F2.8はかなりコンパクトで軽量であるにもかかわらず等倍撮影可能です。Pentaxがフルサイズ機K-1をリリースするよりもずっと前になぜかマクロレンズだけフルサイズ対応でリリースしていました,というわけで,どこか謎っぽいところがあるレンズです。

これまでにも手持ちレンズの写真を撮ったりする,という時にはそれなりに活躍しています。

以下,PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 Macroでおせち料理をjpeg撮って出しです。

PENTAX K-1 Mark II / smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 Macro
F4.0, 1/20, ISO 800, WB (Manual)
Jan. 01, 2021
今年は,経費削減,ということで材料もスーパーで調達してほぼ全部手作りおせちでした。私が作ったのではなくてカミさんが作ったものです。来年の参考にするので写真を撮って残しておくように,という指令があったので2灯でライティングも一応はやって撮ってみました。食べ物をおいしそうに上手に撮るのはじつに難しいということを学習してお腹いっぱいになりました。

PENTAX K-1 Mark II / smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 Macro
F4.0, 1/13, ISO 800, WB (Manual)
Jan. 01, 2021
最上段はエビです。エビ。ホワイトバランスもちゃんとあわせて,入射光色の露出計で露出も測って撮ったカットよりも,自動露出のほうが適正でした。さすがにホワイトバランスは正しい感じで写ってます。マクロレンズらしい解像感のある写りではありますが,どこか甘い感じがするのはかなり古い設計のレンズだからでしょう。こういう写りは決して嫌いではありません。

PENTAX K-1 Mark II / smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 Macro
F8.0, 1/50, ISO 800, WB (Manual)
Jan. 01, 2021
2段目です。栗きんとん。近所の雑木林で拾ってきた栗で作る予定がシロップで保存瓶の蓋が固まってビンの蓋を開けることができず,市販の栗のシロップ漬けが投入されました。皮むきがたいへんだったのに,残念。ナチュラルカラーの設定ですが,色も鮮やかです。露出計で測った露出はアンダーだったので後処理で少し明るくレタッチしています。

PENTAX K-1 Mark II / smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 Macro
F8.0, 1/50, ISO 800, WB (Manual)
Jan. 01, 2021
最後に3段目。もう少し時計まわりに回転させて撮るべきだったように思います。なんか落ち着かない構図です。しかし,色は鮮やかでいい感じです。これもアンダーだったので後処理で少し明るくしています。ついでにごくわずかに彩度をあげてます。


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