HEXANON AR 28mm F3.5 (その10)

お散歩で薬師堂に行ってきました。春が近いことを感じさせる陽射しでした。

ILCE-7S / HEXANON AR 28mm F3.5
F8.0, 1/60, ISO 320 (+0.7EV), WB (Auto)
Feb. 21, 2021
お祈りをしているお爺さん(?)にピントを合わせたつもりです。絞っているわりには甘くてあまりしゃきっとしません。もともとこういうレンズだといわれればそれまでなのですが,もっと解像感のあるカットも撮れることもあるので何か光の具合によるのでしょうか。

ILCE-7S / HEXANON AR 28mm F3.5
F3.5, 1/60, ISO 160 (+0.7EV), WB (Auto)
Feb. 21, 2021
薬師堂の軒下からです。明暗差がとても大きいので少しオーバーにして,陽のあたるところは飛ばしてしまいました。柱の上の彫り物の龍(?)の目(?)にピントをあわせたつもりですがこれも甘くてイマイチです。なんか調子悪いです。

ILCE-7S / HEXANON AR 28mm F3.5
F3.5, 1/60, ISO 250 (-1EV), WB (Auto)
Jan. 30, 2021
手前の灯籠にピントをあわせています。開放ですが,背景のボケはそれほど大きくなく,広角らしいほどよいボケです。色収差がいろいろなところに見えますが,ボケ自体はうるさくなく,自然です。日陰が多いからか,上2枚のカットのような中途半端な甘さはありません。

ILCE-7S / HEXANON AR 28mm F3.5
F3.5, 1/800, ISO 100 (-0.3EV), WB (Auto)
Feb. 21, 2021
かなり無限遠の調整がずれていてオーバーインフなので寄るのは得意だったりします。逆光ですが,直接,光が入らなければ特に問題はなさそうです。椿の花弁の透け方がリアルです。色収差の影響が出そうな光の状態ですが,カラーフリンジも見えません。ほどよい解像感と柔らかさがあって,よいバランスです。古いレンズですがこれといった目立つ欠点もなく,ガツガツしない写りは花を撮るにはとてもよさそうです。

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