HEXANON AR 28mm F3.5 (その7)

 近所の小さな祠です。いつもきちんと手入れされていて紙垂(しで)がいついってもピカピカです。微風にゆれる紙垂をみていると心も清められるような気がしてきます。

ILCE-7S / HEXANON AR 28mm F3.5
F5.6, 1/160, ISO 100 (-0.3EV), WB (Auto)
Feb. 13, 2021
小さな鳥居ですが,この先が神域であることを主張しています。少し絞るととてもシャープで紙垂の質感もリアルです。でも,カリカリではなく柔らかい雰囲気は,被写体とよくマッチしているように思います。背景もほどよくボケて周囲の様子がよくわかります。

ILCE-7S / HEXANON AR 28mm F3.5
F5.6, 1/60, ISO 125 (-1EV), WB (Auto)
Feb. 13, 2021
影の部分がストンと落ちてしまって灯籠の右半分がなくなってしまったように見えてしまいます。暗部はあまり頑張れないようです。露出を少しアンダーにすると濃厚な画で,少し空気が重くなったように感じられます。

ILCE-7S / HEXANON AR 28mm F3.5
F3.5, 1/100, ISO 100 (-0.7EV), WB (Auto)
Jan. 30, 2021
祠の板壁です。木の影とハイライトのコントラストが大きくて,アンダーにしているにもかかわらず,ハイライトは飛びそうです。手前の柱の木目やヒビはギリギリまで飛ばずに頑張っている感じです。

ILCE-7S / HEXANON AR 28mm F3.5
F5.6, 1/60, ISO 200 (+0.3EV), WB (Auto)
Feb. 13, 2021
小高い場所にある祠からは周囲が見渡せます。ちょっと絞って背景の雰囲気をなんとなく見せることができるのは広角ならではです。ボケがきれいかと言われればそうでもないけれども雰囲気は出ているように思います。

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