FUJINON LENS 4.0x f=6.4-25.6mm 1:1.8-4.9 (その4;ルウさん)

XQ2の最後はルウさんのカットです。今いる犬(ハルちゃん)の前に飼っていたマルチーズです。2019年のお正月明けに12歳半くらいで癌で亡くなってしまいました。以下はXQ2でカミさんが撮っていた写真です。

FUJIFILM XQ2
F4.0, 1/350, ISO 200, WB (Red +0, Blue +0)
Oct. 30, 2017
八ヶ岳の麓のいつものペンションへ行ったときのカットです。いつもは春休みに行くのですがこの年はどういうわけか秋に行ったようです。ハローウィンのカボチャがペンションのウッドデッキに飾ってあってそこでカミさんと私で勝手に撮影会をやったときのものです。ルウさんの白い毛のハイライトが全部飛んでます。色は鮮やかかつ自然です。

FUJIFILM XQ2
F3.6, 1/300, ISO 200, WB (Red +0, Blue +0)
Oct. 30, 2017
やっぱりハイライトは全部飛んでます。諧調が残っているところでは毛並みのふわふわ感がとてもリアルです。こんな肌触りだった,というのが思い出されます。

FUJIFILM XQ2
F1.8, 1/30, ISO 640, WB (Red +0, Blue +0)
Jul. 31, 2017
枕の上で無防備にお腹を出して大の字になって寝ています。犬もこう云う寝かたをするというのを知りませんでした。カラーバランスがちょっとおかしい気もしますが,ISO感度が高いのでノイズの影響かもしれません。やはり高感度ではノイズが目立ってしまいます。

FUJIFILM XQ2
F4.5, 1/75, ISO 400, WB (Auto)
Mar. 26, 2018
コントラストが大きな状況でもないはずなのですが白い毛のハイライトは飛んでます。こういう真っ白なものを撮るのが難しいことはわかりますが,自動露出のアルゴリズムがこういう被写体が苦手なのかもしれません。ISO 400ではノイズはあまり気になりません。よく見ると後ろの壁にはノイズが散らばっていますが普通は気にならないレベルです。XQ2ではISO 400あたりが好感度の限界かもしれません。もちろん,ノイズだらけになったとしても何も撮れないよりは何か撮れた方がよいに決まっているので,非常用として高感度まで使えることはとてもありがたいことです。もちろん,イマドキのフルサイズセンサーなどと比較してはダメなのです。

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