GR LENS f=28mm 1:2.8 (その4)

Ricoh GR1sの画の最終回です。GR IIIを導入してフィルムのGR1sは手放したので文字通りこれが最後のカットです。これまでと同様に,フィルムはKodak ColorPlus 200,デジタイズはフジカラーCDのサービスです。

RICOH GR1s / GR LENS f=28mm 1:2.8
28.0mm, F5.6, 1/60, ISO 200,  Kodak ColorPlus 200
Oct. 23, 2021, 15:43:05
このカットを黙って見せられてフィルムだとわかる人はそんなにいないように思います。古いレンズでちょっと甘いものだとデジタルで撮ってもこんな感じになりそうです。何に記録したか,ということより,どういう画を撮れたか,ということのほうが大事なので,緩い雰囲気が欲しい時は古いレンズをデジタルに使うことで十分実現できるような気がします。だから,どうってことはないのですが。

RICOH GR1s / GR LENS f=28mm 1:2.8
28.0mm, F5.6, 1/45, ISO 200,  Kodak ColorPlus 200
Oct. 23, 2021, 15:43:00
逆光には普通に弱いのです。ハレーションでコントラストが大幅に低下しています。昔は現像してからこんな画がいっぱい写っていてあぁ,ってなったものです。

RICOH GR1s / GR LENS f=28mm 1:2.8
28.0mm, F5.6, 1/125, ISO 200,  Kodak ColorPlus 200
Oct. 23, 2021, 15:43:48
どこにピントを合わせたのかもはやわかりませんが,近くにピントが来てればOKくらいの気持ちで撮らないとこういうカメラは楽しめません。むしろ,近くでもちゃんとピントが来てるのは立派だと思います。

RICOH GR1s / GR LENS f=28mm 1:2.8
28.0mm, F16.0, 1/90, ISO 200,  Kodak ColorPlus 200
Oct. 23, 2021, 15:43:37
このカットでRicoh GR1sはおしまいです。オオトリのわりにはどうってことのないカットですが,ある意味GR1sらしい画であるようにも思います。フィルム時代の高級コンパクトカメラとしてやはりよいカメラ,よいレンズだったと改めて思います。

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