M-HEXANON LENS 28mm F2.8 (その11)

前回に引き続いて上野の東京文化会館での第九特別演奏会のときのカットです。新宿で少し寄り道をしてから上野へ行ったので写真の並びと時間が逆順ですが,あまり気にしないということで。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F6.7, 1/24, ISO 8000 (-1EV)
Dec. 28, 2021, 19:43:30
前半のプログラムが終わって休憩です。後半の第九が長いので開演してすぐに休憩にはいる感じです。まぁ,それもいつものことではあります。ロビーで飲み物を売っているわけでもないので,観客は建物の入り口にある自販機に行列をしていました。なんとなく自販機でペットボトルを買って飲むような気分でもないので外に出てみた時のカットです。かなり明暗差がありますがうまくまとめちゃう感じで写ってます。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F8.0, 1/30, ISO 8000 (-1EV)
Dec. 28, 2021, 19:48:05
休憩時間のロビーです。コロナなので話をするのも遠慮がちですし,ロビーで飲み物を売っているわけでもないし,そもそも,飲み物を置く立ち飲み用のちょっとしたテーブルも撤去されていてなんとなく裏寂しい感じです。演奏会はもちろん演奏が大事なのですが,その周辺のちょっとしたことが雰囲気を盛り上げるのだと思います。寂しいロビーでは華やかさや高揚感はどうしても減退気味です。それでも演奏会があるだけありがたいと思えって話なのかもしれません。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F8.0, 1/24, ISO 8000 (-1EV)
Dec. 28, 2021, 18:39:10
こちらは開演前です。座席を探す人。ロビーには人が集まり始めて,花やいできていますがホールの内廊下には静かな緊張感があります。勝手に私がそう思っているだけかもしれませんが,このレンズは空気を写し込む力があるように思います。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F8.0, 1/60, ISO 4000 (-1EV)
Dec. 28, 2021, 17:07:41
上野に行く前に寄り道した新宿です。郵便局の前のなんだかゴミゴミした一角です。このあたりは中古カメラ屋が少なからずあるのでとりあえず巡回ルートです。さすがに提灯の明かりは飛んでますが暗部は粘ってます。これはむしろjpegのダイナミックレンジの制約のほうが大きいかもしれません。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F8.0, 1/30, ISO 6400 (-1EV)
Dec. 28, 2021, 17:24:31
いかにも帰り道という画ですが,実際はこれから上野に行くところです。別に何があるわけでもないのですが,この交差点ではなんとなく写真をとりたくなります。好感度で画面がざらざらしていますが,なんだかよくわからない「らしさ」があって結構すきだったりします。これがカラーだったらたぶんイヤになってしまうのだと思いますがモノクロだと嬉しかったりするのです。

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