M-HEXANON LENS 28mm F2.8 (その13)

ひなた村の続きです。近距離から中近距離のカットを集めていました。だから,どうってことはないのですが。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F2.8, 1/180, ISO 2000 (-0.664EV)
Dec. 18, 2021, 16:39:41
開放です。28mmだし,がんばって寄っても1mまでしか寄れないので背景のボケはそれほど大きくありません。うるさいぼけではありません。ピント面はちゃんと解像していて立体感を感じさせる画になっています。目地のモルタルの凸凹がちゃんと改造していてタイルとモルタルの質感の違いがよくわかります。それなりに周辺減光していますが,こういう画ではむしろプラスに働いていると思います。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F2.8, 1/60, ISO 2000 (-0.664EV)
Dec. 18, 2021, 16:42:23
これも開放ですが,シャープです。被写界深度は広角なのにかなり薄く感じられます。ピント位置の金属(たぶんステンレス)の質感もそれなりにでていますが,あともう一息,なんとかならないのか,という感じがなくもあいrません。上のカットと同様に背景のボケはそれほど大きくありませんがうるさくはありません。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F2.8, 1/60, ISO 6400 (-0.664EV)
Dec. 18, 2021, 16:44:43
室内は照明でコントラストが落ちています。ハレーションもそれなりにあります。でも,見た感じはこんなふうに見えたよな,というある種の記憶とマッチする画になっています。窓の外にあるバッテン(筋交い)はたぶん木製だと思うのですが,ちょっとツルッとしてプラスチックっぽく見えなくもありません。これはレンズの表現力の問題ではなく撮影時の感度が高いためにノイズ処理のために画面全体から質感が失われているのかもしれません。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F8.0, 1/250, ISO 320 (-0.332EV)
Feb. 22, 2022, 10:53:46

なんでもない雑木林です。このカットだけ野津田公演です。手前の木の幹の光と影が面白くてとってみたくなったものです。ちゃんと階調があるのでそれっぽくなるところに助けられています。

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