薬師池公園の大賀ハスです。観蓮会があるかと思って行ってみたら開催日を間違えていて,正しくは翌日でした。まぁ,ありがちな間違い(?)ですが,気にせず写真を撮ってました。
 |
ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2 57.0mm, F1.2, 1/640, ISO 100 (+0.7EV), WB (Auto) Jul. 30, 2022, 07:06:36 |
開放です。背景に向かって滑らかにボケていくのがよい感じです。ピント面は思いの外,シャープですが古いレンズらしい柔らかさです。こういう花の写真にはとてもマッチしていると思います。エッジには薄くハロがまとわりついていてより柔らかい雰囲気になっているのだと思います。収差の補正が十分じゃない,と言えばそのとおりですが,画としてみたときにこれはこれでアリな気がします。
 |
ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2 57.0mm, F1.2, 1/1000, ISO 100, WB (Auto) Jul. 30, 2022, 07:09:28 |
これも開放です。左下の水滴にピントをあわせたつもりですが,隅の解像度が低くて上のカットのようなキレはありません。ひょっとしたらたんなるピンボケかもしれませんが。ボケの変化は滑らかです。なんだか被写界深度のテスト写真のようになってしまいました。
 |
ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2 57.0mm, F1.2, 1/800, ISO 100, WB (Auto) Jul. 30, 2022, 07:04:49 |
スマホに負けてカメラを買う人が少なくなった,というのはカメラの販売台数の落ち込みを見れば明白ですが,ここで写真を撮っている人はなぜか,カメラを持っている人がほとんどでした。この場所にいる人だけを見ていらカメラを買う人がいない,なんてことは想像もできません。ちょっと二線ボケの雰囲気もありますが,あっという間にトロトロにボケるのであまり気になりません。
 |
ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2 57.0mm, F1.2, 1/500, ISO 100 (+0.7EV), WB (Auto) Jul. 30, 2022, 07:04:00 |
画面の隅に被写体を置く,というこのレンズにとっては苦手な構図です。ピントは右下の花の左端の花弁先端にあわせていて,そこは意外にもシャープに写っています。どうも,画面中心から画面周辺へ向かって,画面隅近くから急激に解像感が劣化するようです。そういう意味ではよくがんばっているレンズだと思います。そんな細かいことはどうでもよくて,ハスの花が程よい柔らかさで写っていることが画としては重要です。
コメント
コメントを投稿