HEXANON AR 57mm F1.2 (その16)

ゆるふわな感じの画を集めてみました。春先から梅雨までの花です。といってもサクラの花はうまく画にできないので入ってません。

ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2
57.0mm, F1.2, 1/4000, ISO 100 (+0.3EV), WB (Auto)
May 06, 2022, 08:04:13
たぶんナガミヒナゲシだと思います。開放でゆるふわ全開です。たぶん右側の花の雌しべにピントがちゃんときてます。でもゆるいのでピンボケに見えます。花の写真としてこういう画はとてもマッチしていると思います。少し(1/3段)だけオーバーにしていますが,もっと思い切ってオーバーにして別世界を狙う劇だったのかもしれません。朱色の花弁も記憶色とよくマッチした画になってます。

ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2
57.0mm, F2.0, 1/3200, ISO 100 (-1EV), WB (Auto)
Mar. 02, 2022, 11:02:12
これはゆるふわというよりもギラギラしています。でもF2まで絞っているのにゆるいのです。って,それを条件にしてゆるふわと言ってしまうとこのレンズで撮った画はこのカットに限らず全てゆるふわ,ということになってしまいます。まぁ,実際そうなんですが。でお,1枚目とはまったくことなるテイストの画になっています。この違いがどういう条件で生じるのかわかれば画作りに使えますが,まったくわからないのが悩ましいところです。

ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2
57.0mm, F1.8, 1/8000, ISO 100 (-0.3EV), WB (Auto)
May 06, 2022, 08:13:57
たぶん園芸品種なので野菊じゃないのですが,菊科の花は無限にあるので野菊だろう,というくらいの話です。1段絞ってますが甘いし,ピントはどこにきてるのかよくわからんし,エッジにはカラーフリンジ出まくり,ですが,等倍で見なけりゃどうってことはありません。それよりも中央から前後,さらには画面隅にむかって滑らかにボケていくおかげで視線を真ん中に引き付けてくれます。

ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2
57.0mm, F1.2, 1/1000, ISO 100, WB (Auto)
Jun. 18, 2022, 16:28:36
紫陽花です。開放です。そんだけ。被写界深度が薄いけど偶然ピントがあった,というような感じの画です。開放なので等倍で見るとピント面でも甘いのですが,それを気にするような画でもないし,前後のボケを楽しんでナンボのレンズだと思います。近距離にピントを合わせているのに,背景のボケが安定しているのも立派です。

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