HEXANON AR 57mm F1.2 (その17)

花とはいわず植物を集めてみました。どうってことのない画ばかりです。F2まで絞っていますが,このくらいまで絞って撮ると安定した画になります。そういう意味では大口径レンズのありがたみがいまひとつな気がしてきます。

ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2
57.0mm, F2.0, 1/5000, ISO 100 (-0.3EV), WB (Auto)
Mar. 02, 2022, 11:11:03
松の枝の雪吊りです。背景は薬師池の水面ですが,さすがに距離があるので完璧にボケています。ピント面はかなりシャープで,麻縄や松葉の質感がよくでていると思います。

ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2
57.0mm, F2.0, 1/3200, ISO 100 (-0.3EV), WB (Auto)
Mar. 02, 2022, 11:02:37
椿の花ではなく,左の赤いノボリにピントをあわせています。真っ赤ですが,ちゃんとグラデーションもでていて飽和しないで写ってます。後ろの椿の葉のボケがすこし暴れている印象ですが,普通に見る分には気になりません。

ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2
57.0mm, F2.0, 1/1250, ISO 100 (-0.3EV), WB (Auto)
Jun. 18, 2022, 16:36:06
薬師池公演の紫陽花エリアの紫陽花です。ピントがきている白い花弁,というかガクの表面のグラデーションがきちんと残っていて質感がリアルです。この画ならイマドキのレンズで撮ったといってもたいていの人は信じてしまいそうです。

ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2
57.0mm, F2.0, 1/800, ISO 100 (-0.7EV), WB (Auto)
Jul. 30, 2022, 07:00:10
薬師池公演の蓮池の大賀ハスです。紫から白へかけての滑らかなグラデーションが綺麗です。ちょっとピントが甘いかもしれませんが,私的には許容範囲です。たぶん,晴れていなくて少し陰っているような天気だったと思いますが,このレンズは,カンカンに腫れていて光がいっぱい入るところよりもこういう曇った日のやわらかい光とか夜のほうが実力を発揮するような気がします。大口径レンズとしてそういうシチュエーションを重視していたのかもしれません。

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