EF-M 32mm F1.4 STM (その9;倉敷アイビースクエア)

倉敷美観地区のなかにあるアイビースクエアは旧倉敷紡績の工場跡を改装してホテルやショップがある観光施設としてリニューアルしたものだそうです。赤レンガに蔦がからむ建物はなんとなく風情があります。EF-M 32mm F1.4を持ってぶらりとアイビースクエアに寄ったときのカットです。なぜか縦位置のカットばかり残りました。

Canon EOS M6 Mark II / EF-M32mm f/1.4 STM
32.0mm, F5.6, 1/1000, ISO 100 (-1/3EV), WB (0)
Jan. 21, 2023, 11:12:11.01+09:00
風見鶏です。でも,ちゃんと風上を向くのかどうかよくわかりません。風見鶏の姿をした避雷針なのかもしれません。何がどう,ってこともない画です。ほどよく絞っていることもあってか,画面全体が均質でシャープです。

Canon EOS M6 Mark II / EF-M32mm f/1.4 STM
32.0mm, F1.8, 1/250, ISO 100 (-1/3EV), WB (0)
Jan. 21, 2023, 11:08:08.24+09:00
どこにピントが来ているのかまったくわからないピンボケ写真です。手ブレはありえないシャッタースピードなのでなんともわけのわからん画です。AF任せにするとピンボケの量産になります。最近のRFマウント機のAFは凄い精度で狙わなくても狙ったところにピントを合わせにいくくらい賢いAIを積んでいるようです。EF-Mマウントのミラーレス一眼はAFは現在の新型モデルとは比較にならないのはしょうがないにしても,このような普通の静止した被写体にピントが合わせられない,というのはEF-MについてはCanonはできることをやらなかった,そもそも全然やる気がなかったんだな,ということだったんだな,ということを再確認することになりました。

Canon EOS M6 Mark II / EF-M32mm f/1.4 STM
32.0mm, F5.6, 1/80, ISO 100 (-1/3EV), WB (0)
Jan. 21, 2023, 11:16:23.21+09:00
ここでは結婚式もやっているようで衣装あわせのためのサロンがありました。ちょうど衣装のカタログを見ているカップルがいて,ドアの窓を通してコーヒーカップとちょうどページをめくっているカタログが見えています。カタログのページを狙ったはずなのですが,ピントは手前のドアの窓の格子にきています。

Canon EOS M6 Mark II / EF-M32mm f/1.4 STM
32.0mm, F2.0, 1/3200, ISO 100 (-2/3EV), WB (0)
Jan. 21, 2023, 11:18:06.30+09:00
ちょっと奥まったところに中庭のようなスペースがあってパラソルが置いてありました。手前のパラソルのエッジがとてもシャープに写っています。たんなるエッジ強調の効果なのかレンズの性能なのかよくわかりませんが,背景がほどよくボケているので立体感がでています。1段絞ってますが,実焦点距離が32mmなので画角が同じでも35mm判の標準レンズほどボケ量は多くありません。いつもはフルサイズセンサーのカメラで標準レンズを使っているので,APS-Cセンサーのカメラで標準レンズ相当の画角のレンズを使うとボケ方の印象が違って戸惑うことも少なくありません。青空の周辺光量落ちもなく(たぶん自動補正されていると思われますが),隅々まで均質な画です。

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