HEXANON AR 135mm F2.5 (その4)

前々回に続いて再びHexanon AR 135mm F2.5です。大きく重いレンズですが,大口径のボケを楽しめます。望遠レンズはあまり使わないので画角の狭さに戸惑うことも少なくありませんが,それはそれで新しい発見があって楽しく撮って歩くことができます。
 
ILCE-7S / HEXANON AR 135mm F2.5
135.0mm, F2.5, 1/200, ISO 100 (+0.7EV), WB (Auto)
Apr. 01, 2023, 17:30:49
芝桜です。標準レンズだと間の抜けた画になるところですが,135mmでは多少なりとも圧縮効果があるので,花が密に写ってくれます。思い切り日の丸構図ですが,中心部は普通にシャープなので,視線が引き寄せられるところがちゃんと解像していて安心感のある画になります。

ILCE-7S / HEXANON AR 135mm F2.5
135.0mm, F2.5, 1/2000, ISO 100 (+0.7EV), WB (Auto)
Feb. 04, 2023, 11:01:25
この水仙もスカスカに写ってしまいそうなところを望遠域の圧縮効果に助けられています。被写界深度は非常に浅くて少しでも体が動くとピンボケになってしまいます。

ILCE-7S / HEXANON AR 135mm F2.5
135.0mm, F2.5, 1/200, ISO 100 (+1.3EV), WB (0)
Feb. 11, 2023, 13:16:21
珍しくピントが来ているハルちゃんです。左目にピントはきていますが右目がどこにあるのかわからないくらいボケています。近距離で開放だと被写界深度は非常に浅くてピンボケ写真ばかり量産してしまいます。

ILCE-7S / HEXANON AR 135mm F2.5
135.0mm, F2.5, 1/800, ISO 100, WB (Auto)
Apr. 01, 2023, 10:39:40
開放ですが,パリッとした気持ちのよい写りです。ピント面がカリカリするわけでもなくほどよい柔らかさも感じさせます。花弁のグラデーションもちゃんと表現されていて立体感があります。

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