M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 (その7)

台湾の桃園国際空港です。台北市内の松山空港に国際線が復活して羽田から松山空港便が飛ぶようになって以来,個人的には桃園空港はほとんど使わなくなってしまいました。国立中央大学(NCU)に行くのであれば桃園空港の方が近くてタクシーで600 NTDくらいでいけるのですが,円がやたら弱くて1 NTDが5 JPYくらいなっていてタクシー代もちょっと怯んでしまいます。

松山空港から台北駅まで出て,高鉄(台湾の新幹線)で桃園まで行ってタクシーに乗るのとたいして違いがないですし,ケチケチするなら台湾鉄道の特急で中壢まで乗って駅から根性入れて歩けば(かなり根性は必要です)安上がりです。もちろん,空港からNCUまでの時間は桃園空港がいちばん短いのですが成田から飛ばなくてはならないので私の場合は,自宅からNCUまでのdoor to doorでのトータルの時間が短いわけではありません。

そんなことで桃園空港にはとんとご無沙汰でしたが,業務の都合でどうしても空港に行かねばならない事態が出来したため,空港に行った次第です。成田行きの朝便に間に合うように行っているので結構,早起きをして空港へ行きました。

DC-GH5M2 / Olympus M.Zuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6
9.0mm, F4.0, 1/60, ISO 640, WB (Auto)
Sep. 20, 2023, 09:25:48.688+08:00
桃園空港のターミナルビルのなかに新しいエリアができていて,昔の台湾(台北?)の街を再現したような待合スペースができていました。長い間,桃園空港に行っていないので新しいかどうかもよくわからないのですが,私にとってもははじめてのエリアでした。次のカットにあるレトロ街並みエリア(?)につながるエレベーターホールです。エレベーターから降りてきた人がなんじゃこら,と困惑しているように見えるのが面白かったのですが,実際,階下の出国エリアからエレベーターで上に登ってきて(たぶんこのエレベーターも新設されたものだと思います),このフロアで停止してドアが開くとこのワケのわからない極彩色の床と壁の絵が目に飛び込んできて,唖然となります。まさに,なんじゃこら?です。最初のインパクトはそれなりに大きいかもしれません。まぁ,それを狙っているのでしょうけれどもある意味,直球というか,ベタでいかにも台湾あるあるです。エレベーターは3基ありますが,扉が閉まっているとどこにエレベーターがあるのかわからなくなって(完全に保護色で壁に溶け込んでいます),この謎のエリアから脱出できなくなったのではないか,とちょっと焦ったりしました。ある意味恐ろしい空間です。

DC-GH5M2 / Olympus M.Zuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6
9.0mm, F4.0, 1/60, ISO 640 (-1.66EV), WB (Auto)
Sep. 20, 2023, 09:25:09.017+08:00
レトロ街並みエリアに入っていくと,こんな感じの不思議な街並みが広がっています。空港内はけっこう混雑していましたが,このスペースは閑散としていて,カフェテリアもあるけど営業していないし,なんだかよくわからない雰囲気でした。レトロな建物はいかにもハリボテ感全開でなんだかなぁ,って感じです。いまいちやる気がないまま,でもなんとなく写真を撮っていたので,ゴミを回収している人までいっしょに写し込んでしまいました。これはこれで微妙なアンバランスが面白い,ような気もしています。

DC-GH5M2 / Olympus M.Zuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6
10.0mm, F4.3, 1/60, ISO 250, WB (Auto)
Sep. 20, 2023, 08:39:24.328+08:00
ターミナルビルの出国フロア,航空会社のカウンターが並ぶエリアです。これは見慣れた光景ですが,上から俯瞰することはこれまでなかったのでちょっと新鮮な風景です。天井からよくわからない物体がいろいろぶら下がっています。これも台湾あるある,です。こういうところで超広角は便利です。焦点距離が広角端ではなく10mmなのは何か意図したのかどうか,もう忘れてしまいました。

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