FE 24-105mm F4 G OSS (その12)

ハイジの村の続きです。普通にSonyの24-105 F4 Gで撮ったものです。同じようなものを撮っていてもHologonとは当然ながら全然違う世界です。そりゃそうです。普通に現代の標準ズームで撮れば普通に期待される画が得られる,という安心感があります。当たり前といえば当たり前です。

ILCE-7M3 / FE 24-105mm F4 G OSS
74.0mm, F4.0, 1/1600, ISO 100, WB (Auto)
Apr. 13, 2024, 11:35:19+09:00
ズームレンズですが,前ボケも後ボケも滑らかです。開放でもF4なのでトロトロにボケるわけでもないですし,背景の建物は多少ボケがうるさく感じられるところもあります。でも,ズームだし,利便性と写り具合を考えれば十分だと思います。ピント面の質感もよくて,チューリップの葉っぱのちょっとざらっとした感じがリアルです。

ILCE-7M3 / FE 24-105mm F4 G OSS
88.0mm, F4.0, 1/1000, ISO 100, WB (Auto)
Apr. 13, 2024, 10:59:03+09:00
チューリップと桜です。背景の桜はもうちょっと溶けてほしい感じもしますが,F4なのでこんなものなのでしょう。背景ボケを求めるならもっと手前にピントを合わせるしかありませんが,赤いチューリップにピントを合わせたかったので結果としてこうなっちゃった,という感じです。前ボケはとても滑らかでよいと思います。

ILCE-7M3 / FE 24-105mm F4 G OSS
105.0mm, F4.0, 1/1000, ISO 100 (-0.7EV), WB (Auto)
Apr. 13, 2024, 10:40:48+09:00
普通に桜です。ピントの狙いがイマイチ曖昧になっていますが,ピント面はシャープで立体感があります。さすがに現代のレンズです。細かい枝はさすがに二線ボケっぽくなっていますが,あまり大きく引き伸ばさなければ問題にはならないと思います。望遠端で開放ですが,背景が完璧にトロけてしまう,というふうにはなりません。旅行に行って撮る写真なら背景がある程度説明的であって欲しいことも少なくないので,レンズの性能としてこれはこれでよいのかもしれません。

コメント