KONICA UC HEXANON AR 28mm F1.8

KONICA UC HEXANON AR 28mm F1.8

マウント:AR
焦点距離:28mm
開放F値:1.8
絞り羽根:6枚
レンズ構成:8群8枚
最短撮影距離:0.18m
最大撮影倍率:
フィルター径:55mm
質量:380g (公称値)

NIKON Z f / KONICA UC HEXANON AR 28mm F1.8
28.0mm, F4.0, 1/30, ISO 2800 (-1EV), WB (0 0)
Aug. 31, 2025, 20:27:41.92+08:00
Konicaの一眼レフカメラが終焉する少し前にリリースされたレンズにはUC HEXANONという銘がつけられていました。UCはUltra Compact, Ultra Coating, Ultra Closeからとられたという話をどこかで読んだことがあります。UC Hexanon銘のレンズは28mm F1.8の他には400mm F5.6, fisheye 15mm F2.8, 45-100mm F3.5, 80-200mm F4だけでわずかしかありませんでした。そのなかでも28mm F1.8はとても力の入ったレンズです。

1977年に輸出専用としてリリースされたAutoreflrex T4の頃にUC Hexanon 28mm F1.8は登場したようです。1980年頃には生産終了した可能性があるようで生産期間は短く,高級レンズであったために生産数もそれほど多くはなかったと思われます。そのため,中古市場でもかなりレアで稀にオークションサイトで見かける程度です。

28mm F1.8はフローティング構造で近接撮影に強く18cmまで寄れ,倍率は2:1のハーフマクロです。28mmレンズの場合,最短撮影距離は30cm前後が普通ですので28mmという普通の広角レンズでもパースを強調した画が撮れます。しかも開放絞りがF1.8という大口径なのでボケを活かすことができます。そういう意味で,ずいぶんと現代的な性能のレンズと言えると思います。

晩夏に台湾の国立中央大学に滞在し,中壢に泊まっていました。中壢の街の中をぶらぶらしてUC Hexanon 28mm F1.8をNikon Zfをつけて写真を撮って歩きました。上のカットはホテルのすぐ近くの寺院の狛犬(?)です。少し絞っていますが,とてもシャープです。

NIKON Z f / KONICA UC HEXANON AR 28mm F1.8
28.0mm, F5.6, 1/400, ISO 400 (-2/3EV), WB (0 0)
Aug. 30, 2025, 12:54:45.84+08:00
中壢の街中の路地です。どうってない画です。暗部はストンと落ちてしまっていてあまり粘る感じはありません。

NIKON Z f / KONICA UC HEXANON AR 28mm F1.8
28.0mm, F2.8, 1/30, ISO 1100 (-1EV), WB (0 0)
Aug. 31, 2025, 19:36:05.32+08:00
なんだか夜の雰囲気がうまく写っているように思います。1段ちょっと絞っていますがボケは滑らかです。

NIKON Z f / KONICA UC HEXANON AR 28mm F1.8
28.0mm, F8.0, 1/160, ISO 400, WB (0 0)
Aug. 30, 2025, 13:23:12.09+08:00
中壢駅の近くに日本統治時代の建物を保存した一画がありました。ここだけニッポンという趣で観光客がそれなりに来ていました。何かのついでに行くならあるよなぁ,という感じですが,わざわざ訪ねていくようなところかと言われるとちょっと違うよなぁ,と思いました。ちゃんとお土産やさんもあってそれなりに賑わっていたのが,なんだか昭和な気分にさせてくれました。絞れば画面全体でシャープです。そりゃそうでしょう,って感じです。

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