Carl Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA (その2)

ちょっとだけ夏休みでZeissのSonor T* FE 55mm F1.8 ZAを持って厚木の七沢温泉へ行ってきました。厚木の繁華なところからそれほど遠いわけでもないのにとてものどかなところです。近いので大旅行をした気分にはなりませんが,気分転換にはちょうどよいところです。

以下はすべてSony a7iii + Carl Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAで,jpeg撮って出しです。


F1.8, 1/160, ISO 100
Aug. 28, 2019
さすがに現代のレンズだけあって開放からシャープです。後ろのボケはどうなんでしょうか。点光源が丸ボケになって重なっていてちょっとわさわさした感じです。


F2, 1/640, ISO 100
Aug. 28, 2019
1/3段だけ絞ってますが,ほどよい被写界深度で,前ボケも後ボケも自然な感じになっています。ピントのきているところは当然ながらシャープです。

F2.5, 1/125, ISO 100
Aug. 28, 2019
さらに1/3段絞ってアマガエルです。ほぼ最短撮影距離で撮っているはずですが,こういう被写体のときはもう一歩寄りたい感じです。

F4, 1/250, ISO 100
Aug. 28, 2019
もうちょっと絞って遠景の背景が何かわかるくらいのボケかたです。ふわっとした雰囲気とか,柔らかい感じなどはあまり期待できないように思いますが,普通にちゃんと,とても素直に写っています。

F2.8, 1/60, ISO 2500
Aug. 28, 2019
ちょっと光量が少なめな室内で,その場の雰囲気がわかるような写りです。ビールサーバーの金属の質感もそれっぽいです。

当たり前のように普通に写るレンズです。当たり前が当たり前に写るのはとてもたいへんなはずですが,そういうたいへんさをまったく感じさせない普通さがよい感じです。古いレンズとはやはり違う,というか違って当たり前ですが,古いレンズと使い分けると面白そうです。

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