MD ROKKOR 50mm F1.7

MINOLTA MD ROKKOR 50mm 1:1.7 (前期型)
マウント:SR
焦点距離:50mm
開放F値:1.7
絞り羽根:6枚
レンズ構成:5群6枚
最短撮影距離:0.45m
フィルター径:55mm
質量:185g (公称),191.76g (実測値)

このレンズもお盆明けに新宿でやっていたクラシックカメラ博のジャンクかごから救出してきた5本のレンズのなかの1本です。レンズに大カビがあってこりゃだめか,という感じでしたが,前玉と後玉の外側を掃除したらそれなりになったのでレンズ内部の汚れは気にせず実戦投入しました。

このレンズに関する能書きはこちら

以下,SR --> Leica MマウントアダプターとヘリコイドつきのLeica M --> Sony Eマウントアダプタを使ってMD ROKKOR 50mm F1.7 + Sony a7sで,いずれもjpeg撮って出しです。

F4くらい?, 1/125, ISO 100 (+0.3)
Oct. 10, 2019
ここの鯉はいつも腹をすかせていて池の縁に座ると餌を求めて寄ってきます。大きな口がちょっとグロテスクですが,鯉のヌメッとした感じをよく表現しています。PLフィルタでも使っていればもうちょっと気の利いた写真になるのかもしれませんが,フィルタなんて持って歩いてないので見たままの感じです。

F11?, 1/60, ISO 250 
Oct. 13, 2019
これは確か台風のあとです。枝がたくさん落ちています。日が差しこんではっきりした陰影を作っているのが印象的でした。光源が画面のなかに入っているわりにはけっこうちゃんと写っているように見えます。さすがに時代が新しいレンズだけあって,少々の逆光では破綻しないのでしょう。

F1.7, 1/60, ISO 100 
Oct. 13, 2019
ピントは左側のツタにあわせているつもりです。木の肌のゴリゴリした感じはよく写っていますが,ハイライトになっているツタの葉の表面は飛んでしまっています。影のほうは粘っているように見えますが明るい方はあまり頑張れないのかもしれません。カメラのセンサの問題かもしれませんが。点光源はシャボン玉ボケっぽいですが,隅の方では口径食でレモン型になっています。

F11?, 1/00, ISO 100 
Oct. 13, 2019
絞ればパリッと写ります。細かい葉もちゃんと解像しているような見せ方です。センサの解像度がそれほど高いわけではないというのもありますが,レンズがセンサに負けているということはなさそうです。空の青がいい感じです。ただ,埃が写りこんでしまっています。これもセンサ側の問題なんかレンズ側の問題なのかよくわかりませんが。

F4?, 1/500, ISO 100 
Oct. 10, 2019
逆光では状況によっては(画面全体が逆光になるような状況?)かなりコントラストが落ちてしまいます。2枚目の写真のように画面に光源が入っている方が影響が少ないのかもしれません。

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