FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS (その3; ハルちゃん)

場所を変えて再びSEL2870です。お天気も良く,光量も十分にある環境です。

ハルちゃんが全力疾走するとかなりの速さです。ボールを投げてそれを拾って戻ってくるまでの時間はあっという間です。その間にα7iiiの連写(mid)で10枚足らずがどうにか撮れるか,というところです。もう,動物瞳AFが追いかけているのかどうかもわかりません。シャターを押したまま何も考えずにファインダを見ながら追いかけているだけです。

70mm, F5.6, 1/640, ISO 100, WB (Auto)
Mar. 12, 2020
動きが止まった瞬間に動物瞳AFはがっつりと食いつきます。このあたりはたぶんα6400よりもα7iiiのほうがAFの性能がよいように思いました。ひょっとするとレンズのAF能力もSEL2870のほうがSELP1650より良いのかもしれません。意外に,というと悪いですがSEL2870は写りもAFも健闘しているように思います。

70mm, F5.6, 1/640, ISO 100, WB (Auto)
Mar. 12, 2020
ボールを取りこぼして拾いに行く真剣な表情がちゃんと写っています。ボールじゃなくて瞳にピントを持ってきているAFは当たり前のようでいてたいへんな性能だということを再認識します。宙に浮いているボールが無重力空間にあるかのようです。

64mm, F5.6, 1/500, ISO 100, WB (Auto)
Mar. 12, 2020
ピンボケです。でも,犬ってこんな風に走ってるんだ,という新しい発見がありました。肉眼では判別できない姿勢です。全身のバネを使って疾走しているのがよくわかります。耳も尻尾も跳ねています。

70mm, F5.6, 1/800, ISO 100, WB (Auto)
Mar. 12, 2020
伸びたら次は空中で全身を折りたたんで次のバネの力を溜めています。瞳じゃなくてボールにピントがきているのが残念ですが,それにしてもだいたい欲しいところの近くにピントが来ています。お仕事写真じゃなければ,これで十分です。

ちょっと前のカメラでは考えられないAF性能です。すごい時代になったものです。

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