HEXANON AR 40mm F1.8 (その5)

お散歩のときのカットを並べています。なんか妙に濃厚な画になって引き込まれそうになる場合があったり,妙にあっさりしていてうっかり見落としてしまいそうな画になったり,と表現の幅は広いようなのですが,それを自分でコントロールできない(腕が悪いだけですが)不思議なテイストのレンズで撮れば撮るほどよくわからんようになってきます。

ILCE-7S / HEXANON AR 40mm F1.8
F1.8, 1/800, ISO 100 (-0.7EV), WB (Auto)
Nov. 21, 2020
前ボケも後ろボケもなんだかうるさい感じですが,それでも落ち葉や稲わらの逆光の透明感は目を引きます。逆光はハレーションやゴーストがすごいことになってとても苦手なくせに,逆光をうまく画面からはずすと光の雰囲気はとてもうまく描いてくれることがあります。

ILCE-7S / HEXANON AR 40mm F1.8
F1.8, 1/100, ISO 100 (-0.7EV), WB (Auto)
Nov. 29, 2020
なんだかとってつけたような構図ですが,ピントのきている花弁は柔らかくかつシャープで独特の雰囲気を持っているように思います。背景の枝は二線ぼけのように見えてすこしざわざわします。

ILCE-7S / HEXANON AR 40mm F1.8
F1.8, 1/80, ISO 100 (-0.7EV), WB (Auto)
Nov. 29, 2020
開放でもそれほど被写界深度が浅いわけではなく全体の様子をほどよく見せてくれる感じです。金属や木の質感がリアルです。

ILCE-7S / HEXANON AR 40mm F1.8
F1.8, 1/200, ISO 100 (-1.3EV), WB (Auto)
Jan. 20, 2021
露出を切り詰めると暗部はごっそり落ちてしまう感じです。しかし,光と影のバランスが実物よりも実物っぽく,立体感もあって妙な説得力をもって見せてくれます。

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