GR LENS f=18.3mm 1:2.8 (その3)

GR III at 新宿シリーズはこの回でひとまず終了です。慣れないカメラで慣れない場所で慣れないスナップ,という大挑戦状態ですが,結局,カメラに言われるままにシャッターを押すという主体性のない画ばかりでした。ダメですね。ついつい比較してしまいますがFujifilm X70はこういう撮り方にはならないように思います。これはこれで面白いので街へ出る時はいつもGR IIIかX70は携行せねばなりません(別に義務でもなんでもないんだけど)。

RICOH GR III / GR Lens
18.3mm, F8.0, 1/320, ISO 200 (-0.7EV), WB (Off)
Aug. 09, 2021
路地の出口です。路地の出口の向こうは普通に大都会です。その境界に立つシルエットがいい感じだと思ったカットです。シャッターを切った時はひょっとしたら別のことに気が向いていたかもしれませんが,結果的にはシルエットのカットになりました。街で何も考えないでシャッターを切るのはこういうのがおもしろい,とも言えますが,歩留まりはやたら悪いのが難点です。もっと考えろ > 自分って感じですが,なかなかできないんですよね。

RICOH GR III / GR Lens
18.3mm, F8.0, 1/400, ISO 200 (-0.7EV), WB (Off)
Aug. 09, 2021
このビルの隙間の現代風路地が結構好きなのです。とってつけたような路地感とビルの谷間。かなりアンダーですが暗部が完全に潰れているわけではなくてなんとなく見えそうで見えない感じが路地の秘密感とあってる気がするのです。

RICOH GR III / GR Lens
18.3mm, F8.0, 1/400, ISO 200 (-1.0EV), WB (Off)
Aug. 09, 2021
このシリーズ最後のカットはカポーです。日本語ではカップル。普通に信号を撮ってたのですが(普通は撮らないけど),ふと,目の前にカポーがあったので信号から少し視線を低くしてシャッターを押してみました。信号が好きなわけじゃないですが,信号もカポーも入るくらい超広角だったらおもしろかったかも,と思いつつ,28mmだから普通に撮れるということを再確認しました。結果的におもしろくない画と言われればそれまですが,撮った本人がそれなりに満足しているので,いいかな,と。

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