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KONICA HEXANON 1:1.4 f=57mm (中期型-II)
マウント:AR
焦点距離:57mm
開放F値:1.4
絞り羽根:6枚
レンズ構成:5群6枚
最短撮影距離:0.45m
最大撮影倍率:
フィルター径:55mm
質量:275.08g (実測値)
焦点距離:57mm
開放F値:1.4
絞り羽根:6枚
レンズ構成:5群6枚
最短撮影距離:0.45m
最大撮影倍率:
フィルター径:55mm
質量:275.08g (実測値)
Konica Fマウントを廃して,1965年に新たに登場したARマウントのKonica Autorexについてきた標準レンズ(今で言うところのキットレンズみたいなもの)は,52mm F1.8または57mm F1.4でした。マウントが変更された際にそれまでの標準レンズ下位モデル(52mm F1.8)はそのまま残されたのに,上位モデルであった52mm F1.4が消滅して57mm F1.4に置き換えられています。フランジバック長が変わったわけでもないのにどういう意図でこのような変更がされたのか,現在からそれを推測することは困難ですが,小西六が高級カメラ路線から大衆路線へ舵を切ったことと無関係ではないかもしれません。
57mm F1.4は全てのバリエーションがEEタイプでした。その後,1973年にAUTOREFLEX T3の登場によって絞り優先およびシャッタースピード優先の両対応となるAEタイプの時代になると,T3用の大口径標準レンズとして新たに登場した50mm F1.4にその座を明け渡します。
このレンズに関するウンチクはこちら。
以下,ヘリコイドつきのLeica M --> Sony Eマウントアダプタを使ってHEXANON 57mm F1.4 + Sony a7sで,いずれもjpeg撮って出しです。かなりの数のカットがあるので長期連載になるかも,です。
ILCE-7S / HEXANON 1:1.4 f=57mm 57.0mm, F1.4, 1/60, ISO 320 (-1EV), WB (Auto) Jun. 08, 2021, 07:18:42 |
開放はかなり甘いです。等倍でみてはいけません。ぱっと見,優しい感じで雰囲気がよいと感じられるのは甘い写りの裏返しかもしれません。この時代のHexanonレンズと同様に露出を少し切り詰めないと色があっさりしすぎるように思います。アンダーかつラチチュードが狭い被写体ではこのカットのように独特の雰囲気がでるように思います。
ILCE-7S / HEXANON 1:1.4 f=57mm 57.0mm, F1.4, 1/5000, ISO 100 (-1EV), WB (Auto) Jun. 08, 2021, 07:27:20 |
ILCE-7S / HEXANON 1:1.4 f=57mm 57.0mm, F11.0, 1/250, ISO 100 (-0.3EV), WB (Auto) Jun. 08, 2021, 07:25:09 |
絞ると普通にシャープです。ホコリが写っているのはみなかったことにするところです。影になった壁面がのっぺりしていて諧調があまりありません。壁の煉瓦や屋根の銅(?)の質感はよくでているように思います。
ILCE-7S / HEXANON 1:1.4 f=57mm 57.0mm, F8.0, 1/320, ISO 100 (-0.3EV), WB (Auto) Jun. 08, 2021, 07:29:07 |
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