HEXANON 57mm F1.4 (その19)

またまた,季節感なしで目にとまった花のカットを並べておきます。2枚目だけ6月の花,それ以外は秋の花です。

ILCE-7S / HEXANON 1:1.4 f=57mm
57.0mm, F2.0, 1/1600, ISO 100 (-0.7EV), WB (Auto)
Sep. 08, 2021, 08:22:53
ツルボです。花の盛りはそれほど長くなくて,群生が一斉に咲いてあっというまに散ってしまう感じです。薄紫の花が一面に広がる様はとても素敵です。このカットは,群生から少し離れたところで咲いていたものです。ちょっと露出をアンダーにしすぎて朝の爽やかさが感じられなくなってしまいました。

ILCE-7S / HEXANON 1:1.4 f=57mm
57.0mm, F2.0, 1/1250, ISO 250, WB (Auto)
Jun. 11, 2021, 07:01:37
ザクロの花なのか,それにしては少し違う気もします。オレンジ色のわりには色飽和している感じです。真っ赤なものは簡単に色飽和してしまいますが,オレンジで色飽和というのはちょっと軟弱な感じがします。背景の点光源の丸ボケは形が必ずしも丸くないのでごちゃごちゃした感じを受けてしまいます。1枚目のカットもそうですが,1段くらい絞るとやわらかさと解像感のバランスがちょうどよいくらいになって花の写真にはよい感じになるように思います。

ILCE-7S / HEXANON 1:1.4 f=57mm
57.0mm, F2.0, 1/8000, ISO 100 (-1.7EV), WB (Auto)
Sep. 23, 2021, 08:53:55
サルスベリ(百日紅)です。千日紅は一年草ですが,百日紅は木です。真夏のクソ暑い時に咲いている花はサルスベリくらいしかないんじゃないか,という気がします。白い花ならともかく赤い花の暑苦しさはみているだけでも暑くなります。でもそれが夏って感じがします。背景が入道雲ならもっと夏らしかったのですが,そんなに都合のよい画は撮れず,サルスベリだけで夏を主張しています。

ILCE-7S / HEXANON 1:1.4 f=57mm
57.0mm, F2.0, 1/100, ISO 100, WB (Auto)
Oct. 20, 2021, 08:30:05
秋になるとよく見かける花ですが,名前はよくわかりません。ヘリコイドで最短撮影距離よりも近い距離で撮っています。さすがに背景は大ボケして何が映ってるかまったくわかりません。意外にちゃんと写っているように見えますが,収差が大きくてピント面のまわりにハロがまとわりついて滲んでいます。これはこれで楽しいのですが。

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