Canon Zoom Lens 5x IS 8.8-44.0mm 1:1.8-2.8 (その3;倉敷美観地区2)

Canon PowerShot G5 X Mark IIの初仕事のカットはひとまずこれで最終回です。お仕事写真は当然いっぱいありますが,そこらにばら撒くようなものではないのでこのページに載せるカットは多くはありません。ちょっとだけ散歩をしたおかげでG5 X Mark IIの雰囲気もわかってきたような気がします。

といっても,カメラ任せで何も考えずにシャッターを切っているだけです。それでも,ほどよく写るのでスナップにはよいカメラだと思います。ただ,もう少し軽ければ,と思わなくもありません。

Canon PowerShot G5 X Mark II
9.3mm, F4.0, 1/400, ISO 125, WB (0)
Dec. 09, 2021, 13:14:52.18+09:00
オモテの格子戸が空いていて明暗の対比が面白そうで歩行者が画面に入るのを待ってシャッターを切りました。ハイライトはちょっと飛び気味ですが,コントラストの強い場面でよく頑張っているように思います。壁の木がささくれだっているところまでちゃんと解像しています。

Canon PowerShot G5 X Mark II
12.7mm, F2.8, 1/1600, ISO 125, WB (0)
Dec. 09, 2021, 13:17:53.90+09:00
路地をどんな風に撮ればよいかと思案していたら,たくさんの人が通りかかりました。結果として最初に考えていたものと全然違う画になりました。そりゃそうです。こういうときにピントがどこに来るのかはもうカメラ任せですが,ソツなく人物にピントが来ています。

Canon PowerShot G5 X Mark II
11.6mm, F4.0, 1/1250, ISO 125, WB (0)
Dec. 09, 2021, 13:33:47.37+09:00
和風を続けてもう一枚。かなり中途半端な構図です。ズームレンズだと何か迷いが画に現れてしまうことがあるというか,何も考えていないことがバレバレの画になることがよくあります。単焦点レンズ一本勝負の時はもう少し動いて気の利いた切り取り方を探そうとするのですが,ズームだとついつい横着してしまいます。しかも,撮る前に狙いたい画角を考えてないので,たまたまそのときのズームに設定されている焦点距離のまま適当にシャッターを切っていたりします。せっかくのズームレンズを活かしてません。シャッターを切って出てくる画はカメラとしては最大限頑張っているのでもはや撮り手側だけの問題です。

Canon PowerShot G5 X Mark II
9.2mm, F4.0, 1/1250, ISO 125, WB (0)
Dec. 09, 2021, 13:20:43.43+09:00
最後は逆光で。さすがにゴーストがでています。コントラストの低下はそれほど気になりません。日頃,古いレンズばかり使っているので,逆光ではすごいことになるのが普通です。こんなふうに一見普通に写っていればもう十分だと思ってしまいます。橋の表面のハイライトはかなり飛んでますが粘ってます。対岸の柳の木の明部がちょうどよい露出です。明暗差の大きい画でも破綻しないのはさすがに最近のカメラだと思わせてくれます。ある意味,こんなに厳しい光の状態でも普通に写っちゃうことは普通じゃないということを忘れさせてくれるほどに普通に写ってます。

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