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OM Digital Solutions M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm 1:4.0-5,6
マウント:m4/3
焦点距離:9-18mm (35mm判換算18-36mm)
開放F値:4-5.6
絞り羽根:7枚
レンズ構成:8群12枚
最短撮影距離:0.25m
最大撮影倍率:0.1
フィルター径:52mm
質量:155g (カタログ値)
焦点距離:9-18mm (35mm判換算18-36mm)
開放F値:4-5.6
絞り羽根:7枚
レンズ構成:8群12枚
最短撮影距離:0.25m
最大撮影倍率:0.1
フィルター径:52mm
質量:155g (カタログ値)
2010年4月に発売されたマイクロフォーサーズ(MFT)規格の超広角ズームレンズです。一眼レフのマイクロフォーサーズ規格でも同様のスペックのレンズがありましたが,それをベースにMFTに手直ししたものと思われます。そうは言ってもフランジバック が全然違う一眼レフとミーレス一丸ではレンズの設計は根本的に違うものになって当然で,実際,構成するレンズの枚数からして違います(M.ZUIKOのほうが1群1枚少ない)。前のモデルとの共通点はスペックだけ,ということだと思います。
広角域は売らんじバックが短いミラーレス一眼が一眼レフに比べて圧倒的に有利ですが,加えてセンサーサイズが小さいので非常に小型・軽量なレンズが実現できます。この超広角ズームも35mm判換算で16-36mmという超広角なのに150gちょっとしかありません。センサーが小さく焦点距離が短いのでボケの量は少ないですが,超広角ならパンフォーカスでどんどんシャッターを切れば良い,という考えなので,個人的にはMFTと超広角は相性がよい,と思っています。
実際,どこにフォーカスが来てもピントはあってしまうのでフレーミングだけしてシャッターを切ればOKです。決して高価なレンズではありませんが,写りは十分ですし,標準ズームに追加してもう1本持っていくことが苦痛ではない,というのは重要です。
このような小型のレンズはやはり小型のボディにつけたくなります。小型ボディがないと幸せになれない,というわけのわからん理由をでっちあげてPanasonicのDMC-GM5を調達しました。完全に本末転倒です。
たまたま長崎の諫早に出張があったのでお仕事用にGM5と標準ズームを持っていくことにして,ついでにあと1本ということで8-18mmの超広角ズームも持っていきました。とても身軽でレンズを余分に1本持っていっていることさえも忘れてしまいそうなくらいです。実際,すっかり忘れていて使わないままに持って帰ってしまうところでした。
以下は,DMC-GM5 + M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6でjpeg撮って出しです。
DMC-GM5 / OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6 9.0mm, F5.6, 1/80, ISO 200 (-0.33EV), WB (Auto) Apr. 02, 2022, 06:30:30 |
諫早神社です。たぶん由緒正しい神社だと思いますが,詳しいことは調べていません。M4/3のセンサーは縦横比が3:4でフィルムやフルサイズセンサーの2:3に比べて少し縦が長く,馴染みがない比率のため少し慣れるまで違和感があります。昔のコンデジの多くは3:4の比率のものが多かったので,その当時であれば違和感はまったくなかったのでしょうけれども,今となってはコンデジがほぼ絶滅してフィルムと同じ比率のフルサイズ機ばかり使っているので違和感を感じてしまうようです。いつもと違う画面はそれはそれで新鮮で面白いものです。2:3の比率だと超広角ではもっと広がり感がでそうなのですが,3:4だと少し横方向が寸詰まりな感じです。それでも直近から鳥居を画面いっぱいに入れると超広角,という感じが楽しめます。
DMC-GM5 / OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6 9.0mm, F5.6, 1/30, ISO 1600 (-0.33EV), WB (Auto) Apr. 02, 2022, 06:32:10 |
最初のカットと同じ9mmで撮っていますが,こちらは普通に標準レンズで撮ったかのようにも見えます。よく見ると,手前の〆縄と奥の「諫早神社」の額(?)の間の空間が超広角っぽさを感じさせてくれます。中央上部のハレーションは屋根の下の灯によるものです。逆光にはあまり強くないレンズのようです。
DMC-GM5 / OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6 18.0mm, F5.6, 1/60, ISO 500 (+0.33EV), WB (Auto) Apr. 02, 2022, 06:38:58 |
ご神木です。諫早神社のご神体なのだと思います。とてもとても古い大きな立派な木です。カメラ(Lumix DMC-GM5)のせいなのかこのレンズのせいなのかははっきりしませんが,色はかなりあっさりしています。朝焼けで実際はもっと赤く見えました。たんにホワイトバランスがうまくなかっただけかもしれません,いや,むしろ正しくオートWBが機能して正しい色で出力した,と言えるのかもしれません。結果は中途半端になっていてなんか朝焼けのわりにはあっさりした色,ということになってしまったのでしょう。その場で,色温度を調節しろ,って話です。
DMC-GM5 / OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6 9.0mm, F5.6, 1/100, ISO 200 (+0.33EV), WB (Auto) Apr. 02, 2022, 06:40:54 |
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