M-HEXANON LENS 28mm F2.8 (その14)

結構,長い間続いたM-Hexanon 28mm F2.8ですが,ひとまず今回が最終回です。特に深い意味はありませんが夜のカットを集めてみました。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F8.0, 1/30, ISO 8000 (-1EV)
Dec. 28, 2021, 17:05:11
一番上におくカットをどれにしようかと考えた時,このカットにするか次のカットにするかちょっと悩みました。悩むようなことではないので,すぐに決断するのですが,なんとなく横位置の方が座りがよいような気がしてこちらにしました。まったくもって悩むようなことではありません。暗いところでがっつり絞ってもISO感度がガンガンあがってなんとなく撮れてしまう,というのがデジタルの凄いところです。カラーだったらなんだかなぁ,となりますが,モノクロでは画が荒れてもなんかOKな気がしてしまうので,個人的にはこれでOKです。街灯の光芒が結構目立ちます。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F8.0, 1/60, ISO 1250 (-1EV)
Dec. 28, 2021, 16:05:28
五輪のワイロで今をときめくア○キのディスプレイです。ショーウィンドウの向こう側を歩く人の位置がもうちょっt手前だったらよかったかも。このくらい明るいと絞って撮っても楽勝です。ガラスの映り込みが妙にリアルです。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F8.0, 1/125, ISO 8000 (-1EV)
Dec. 28, 2021, 17:28:38


普通に失敗してます。暗部が潰れているのに無理やり持ち上げて現像しているので,跨道橋のトラスの階調がなくてペタンとしています。そんなのを載せるなよ,と言われそうですがなんとなく捨てられずに拾ってしまいました。別に何があるってわけでもないのですが。暗いのだから露出はアンダーじゃなくてオーバーで撮るところなのになにをやってるんだか。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / M-HEXANON 28mm F2.8
28.0mm, F6.7, 1/360, ISO 320 (-1EV)
Dec. 28, 2021, 16:01:35
とりあえずの最後を飾る画は新宿西口のよくわからんビルです。夕方の微妙な時間帯ですが,建物に後光がさしているように見えます。なんでこんなふうになったのかよくわかりません。まだ明るい時間帯なのでISO感度も低く(320が最低感度だし...),階調も豊かで解像感もあります。画というか構図は兎も角としてこのレンズの良さがよくでているカットだと思います。

巷(というかネット上で)の評価はずいぶんと高いレンズですが,確かによく写るレンズだと思います。解像度が高いだけじゃない,ってのもよいところでほどよいゆるさと豊かな階調はモノクロ写真とも相性が良いと思いました。

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