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ハレーション特集です。言い換えると,通常は失敗写真に分類されるべきカットですが,それをレンズの味わいとして受け入れよう,という話です。さすがにレンズが設計された時代が時代なので,コーティングは現代とは比較にならないレベルで逆光耐性はそれなりです。おかげで光源によってはコントラストが著しく低下し,ゴーストやハレーションが派手に見えて勝手にお祭り騒ぎがごときごちゃごちゃした画になってしまいます。
さすがに,イマドキのレンズではそんなに酷いものは少ない(ゼロとはいいません)ので,このような逆光でボロボロの画もこれはこれとして受け入れる方が写真を楽しめると思います。以下は,そんな逆光+ハレーション特集です。
ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2 57.0mm, F1.2, 1/8000, ISO 100 (-1EV), WB (Auto) Jan. 22, 2022, 09:28:38 |
意外にピント面はしっかりしていて立体感もでています。しかし,ハレーションもすごいし,コントラストも大幅に低下しています。ボケはグルグルするというよりもブレブレです。ピントがきている場所のハイライトにはパープルフリンジがでています。背景のボケの暴れっぷりはあっぱれといってもよいくらいですが,このくらい暴れているとむしろ潔いくらいです。写真だけ見ると別世界の話かと思ってします。
ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2 57.0mm, F2.0, 1/1250, ISO 100 (+0.3EV), WB (Auto) Jan. 09, 2022, 10:44:50 |
お正月のちょっと遅い初詣の帰り道です。前ボケがちょっとでしゃばりすぎています。野焼きをしている煙に陽が差してチンダル現象が写っています。だからどうだ,というのはないのですが,主題が明確ではない画になってしまいました。このあと,ここの地主さんに勝手に写真を撮るな,と怒られました。ひょっとすると敷地内にすごいお宝が隠されているのかもしれません。
ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2 57.0mm, F2.0, 1/640, ISO 100 (+0.3EV), WB (Auto) Mar. 02, 2022, 10:59:33 |
ILCE-7S / HEXANON AR 57mm F1.2 57.0mm, F2.0, 1/8, ISO 100 (-0.3EV), WB (Auto) Feb. 18, 2022, 20:22:58 |
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