EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM (その7)

三陸海岸を北から南へ向かって宮古,気仙沼,石巻に立ち寄りながら自動車で移動しました。宮古はちょうど1年ぶり,気仙沼は5年ぶりくらい,石巻は2011年の震災のとき以来なのでほぼ12年ぶりです。

北から順に三陸海岸の「今」を。

でもって,やっぱり,ズームの両端しか使ってませんでした。。

Canon EOS M6 Mark II / EF-M11-22mm f/4-5.6 IS STM
11.0mm, F5.6, 1/640, ISO 100 (-1/3EV), WB (0)
Dec. 16, 2022, 13:42:15.21+09:00
道の駅みやこのすぐ裏は海です。巨大な防波堤はほぼ完成していますが,巨大な水門はまだ工事中です。このカットは水門を背にして撮っているので,水門はうつってません。1段絞っているためか枯れ草が妙にシャープです。道の駅みやこの向かい側は魚市場ですが,市場のなかの定食屋さんでお昼を食べました。当然ですが,とても魚が美味しいのです。

Canon EOS M6 Mark II / EF-M11-22mm f/4-5.6 IS STM
11.0mm, F5.6, 1/250, ISO 100, WB (0)
Dec. 17, 2022, 11:32:01.08+09:00
気仙沼です。気仙沼の海を見渡す丘のうえに気仙沼市復興祈念公園ができていました。数年前に仕事で何回か気仙沼に来ましたが,その頃に比べると少し人の気配が増えたように思います。それでも丘の上から見る街並みはまだまだ往事には遠く及ばないように思います。天気があまりよくなかったこともありますが,露出補正をしていないのにずいぶんと暗くて沈鬱な画になりました。そのときの気持ちが反映されているかのようです。

Canon EOS M6 Mark II / EF-M11-22mm f/4-5.6 IS STM
22.0mm, F5.6, 1/60, ISO 200 (+2/3EV), WB (0)
Dec. 17, 2022, 15:27:12.14+09:00
通路の右側の建物はみやぎ東日本大震災津波伝承館です。通路の延長線上の正面に見えるのは旧門脇小学校で,震災遺構として保存されている建物です。津波火災で建物は大きく損傷したそうです。東北の地震の直後に内陸部の調査をしたあと,石巻を通りましたが,当時はこの場所が津波でどんな被害を受けているかまったく知らないままでした。この写真の場所は当時は住宅街だったそうですが,災害を忘れないために公園として整備されています。EOS M6 MarkIIのセンサーはAPS-Cサイズとしてはかなり高解像度ですが,門脇小学校もなんとか解像しています。レンズも望遠端で開放ですが,カメラに負けないようによくがんばっていると思いますが,やっぱり解像度はちょっと足りていないように思います。初代EF-M機であるEOS Mだとまったく不満は感じないので,レンズの設計が古い,ということなのでしょう。

Canon EOS M6 Mark II / EF-M11-22mm f/4-5.6 IS STM
22.0mm, F5.6, 1/60, ISO 250 (+2/3EV), WB (0)
Dec. 17, 2022, 15:24:11.51+09:00
津波伝承館です。小さな祠も見えます。伝承館では,ボランティアの方がいろいろと説明をしてくださいます。リアルな体験談は聞くのも辛いものがありますが,向き合っていこうという気持ちにもなります。ISO感度は十分に低いと思うのですが,等倍で見るとざらざらとした画になっています。カメラの解像度にレンズがついていけていないのかもしれません。

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