HEXANON AR 135mm F2.5 (その6)

最初のカットだけ2月で,残りはエイプリルフールです。いや,べつに嘘をついているわけではなくてたんに4月1日に撮ったというだけです。中望遠レンズは余計なものが写らないぶんうまくハマると素敵な画になりますが,ハマらなければ,たんにダメなものだけが写った画になってしまうので難しいところです。私の場合,どちらかというといつも後者ばかりです。

ILCE-7S / HEXANON AR 135mm F2.5
135.0mm, F2.5, 1/1600, ISO 100, WB (Auto)
Feb. 11, 2023, 11:16:26
と言いつつもこの画は気に入っています。2月に入って思い出したように雪が積もり,陽がでて暖かくなって溶け始めたころです。トタンの波板を張っただけの屋根に樋がないので好き勝手に雪解けの水が落ちています。落ちる水滴にピントをあわせるのは難しく,結果的にどこにもピントが来ていないといういつものパターンに陥っていますが,水滴が逆光で光ってシャボン玉ボケになっているのが好きです。水滴がある程度たくさん写らないと散漫になってしまいますが,135mmであればほどよい圧縮効果もあって,見た目の印象に近い画になった気がします。

ILCE-7S / HEXANON AR 135mm F2.5
135.0mm, F2.5, 1/60, ISO 400 (+0.7EV), WB (Auto)
Apr. 01, 2023, 10:50:38
鴨です。シベリアに帰らないんですか,って感じですが最近,横着して日本に居ついてしまう鴨をよく見かけるようになった気がします。これも微妙にピンボケでどこにピントが来ているのかよくわかりません。開放で撮るなよ,って云う話です。いや,いまどきのズームなAFレンズ使えば楽勝なんじゃないかという気もします。いや,間違いなくそうでしょう。自己満足ですからこれでよいのです。

ILCE-7S / HEXANON AR 135mm F2.5
135.0mm, F2.5, 1/500, ISO 100 (+1.3EV), WB (Auto)
Apr. 01, 2023, 10:35:19
何の花かわかりませんが,ほとんど最短撮影距離で撮っています。ピント面はシャープで花弁のちょっと硬そうな質感もちゃんと写っています。背景は完全にとろけていますが,細い枝などは二線ボケっぽい写りです。背景には気を使わねばならないレンズのようです。気がつくのが遅いんだけど。

ILCE-7S / HEXANON AR 135mm F2.5
135.0mm, F2.5, 1/200, ISO 100 (+0.7EV), WB (Auto)
Apr. 01, 2023, 10:30:28
これを開放で撮るのか,という気もしますが,絞り値をメモするのが面倒なのでそのまま開放でとっちゃったんでしょう。もはや何が目的なのかわからなくなっています。日の丸構図っぽくなったおかげで真ん中はシャープで立体感もあります。手前の桜の花にあわせてオーバーにしているので背景は飛んでますが,これはこれで春らしい陽射しのようにも見えてよいと勝手に考えています。

コメント