EF-M 32mm F1.4 STM (その7)

倉敷の路地特集です。路地なんてどこでも似たようなものなのですが,そんなこととは関係なく路地は楽しいのです。

Canon EOS M6 Mark II / EF-M32mm f/1.4 STM
32.0mm, F5.6, 1/250, ISO 100 (-1/3EV), WB (0)
Jan. 21, 2023, 11:53:43.25+09:00
なんだか楽しそうに話す人物がおもしろくてシャッターを切りました。日なたのちょうどよい位置だったのはブラケットで撮った2枚めの少しだけアンダーのカットでした。絞ったからと言って解像感が高くなるわけではなく,開放で期待される性能がほぼでている,という点でとても現代的なレンズです。

Canon EOS M6 Mark II / EF-M32mm f/1.4 STM
32.0mm, F5.6, 1/640, ISO 100 (-2/3EV), WB (0)
Jan. 21, 2023, 11:31:10.66+09:00
これはちょっとアンダーすぎて画面のほとんどが黒つぶれしているように見えます。しかし,よくみると暗い中での諧調もあって,立派です。

Canon EOS M6 Mark II / EF-M32mm f/1.4 STM
32.0mm, F2.0, 1/4000, ISO 100 (-1/3EV), WB (0)
Jan. 21, 2023, 10:48:32.62+09:00
右手前の瓦の自然なボケ方は立派です。こういう奥行きのある構図では,解像感が高い部分が立体的に写ってくれるとより立体感が強調されるのでよい感じです。被写界深度のテストみたいなカットですが,F2まで絞っても被写界深度はとても浅いことがわかります。

Canon EOS M6 Mark II / EF-M32mm f/1.4 STM
32.0mm, F5.6, 1/500, ISO 100 (-1/3EV), WB (0)
Jan. 21, 2023, 12:04:41.32+09:00
このカットだけ,駅前の小さな路地で,美観地区ではありません。いかにもな感じのごちゃごちゃぶりですが,それぞれのモノの質感をよく描き分けていてごちゃごちゃした感じがむしろ整理されているくらいです。影の部分に並んでいる自転車の存在感がなんとなく感じられるのが妙にリアルです。

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