Heligon 35mm F2.8 (その5)

SigmaのDG DN Artシリーズの85mm F1.4が一段落したのでHeligon 35mm F2.8に戻ります。Heligon 35mmは当時としてはかなりシャープなレンズだったはずですが,85mm F1.4の吐き出す画を見てからこのレンズの画をみると,ゆるいなぁ,と思います。当たり前ですが。

それ以前にピントが来てないカットが多いような気がするのは距離計との連動の調整がよくないのかもしれません。

Leica M Monochrome (Typ 246) + Helikon 35mm F2.8でrawで撮ってdarktableで現像しています。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / Heligon 1:2,8 f=35mm A
35.0mm, F2.8, 1/60, ISO 6400 (-0.332EV)
Mar. 20, 2023, 20:05:28
ハルちゃんです。暗いので絞ることができず,開放です。なんとなくピンボケでどこにピントがきているのかよくわかりませんが,ピンボケではなく開放なのでゆるいだけかもしれません。周辺光量がガッツリ落ちているのでまるで夢の中のようです。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / Heligon 1:2,8 f=35mm A
35.0mm, F8.0, 1/500, ISO 320 (-0.332EV)
Mar. 20, 2023, 09:29:05
あちこち飛びますが,偕楽園の好文亭です。絞っている割にはピントの来ている範囲が狭く,よっとすると片ボケしているのかもしれません。絞っているのでピントが来ていればちゃんと写っています。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / Heligon 1:2,8 f=35mm A
35.0mm, F8.0, 1/90, ISO 4000 (-0.332EV)
Mar. 20, 2023, 09:29:25
このカットもどこにピントがあるのか今ひとつはっきりしません。なんとなく和の雰囲気はでていて,これでよいような気もしてきます。梁の奥の暗部から中程のハイライトへの諧調はとても滑らかで素晴らしい描写です。

LEICA M MONOCHROM (Typ 246) / Heligon 1:2,8 f=35mm A
35.0mm, F4.0, 1/90, ISO 1000 (-0.332EV)
Mar. 20, 2023, 17:46:53
ダリア園のお花屋さんです。で,これまたピンボケです。SALEの文字にピントを合わせたつもりですがどこにもピントが来ていません。もうちょっとシャキッと写って欲しいところでした。全体にぼんやりした印象です。どうしてだろう?

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