GR LENS f=18.3mm 1:2.8 (その9)

台北です。お仕事に行く道すがらや,昼休みにちょっと近くを散歩して撮ってきたカットです。5月ですが晴れていると普通に暑いのでちょっと歩いただけで汗だくです。

RICOH GR III / GR Lens
18.3mm, F4.0, 1/30, ISO 320, WB (Off)
May 20, 2023, 08:33:19
この日は朝から雨でした。傘をさしながらでも簡単にさっと撮れるのがGRのよいところです。台北の市民の足は単車です。どこにでも単車が停まっていますし,信号待ちは単車でいっぱいです。妙に立体感のある画で濡れた路面や単車の質感もリアルです。こういうなんでもない画のときに,カメラの実力が発揮されるように思います。

RICOH GR III / GR Lens
18.3mm, F4.0, 1/160, ISO 200, WB (Off)
May 21, 2023, 12:19:30
交差点の角の食べ物屋さんです。LPガスボンベがドンと置いてあって(日本では必ず鎖で壁に固定しなくてはなりません),地震が来たらあかんやろ,と思ってしまうのはお仕事のやりすぎでしょうか。別になんてことはないのですが,F4くらいだと背景はなんとなくボケています。ちょっと中途半端なので開放でとるかもっと絞ったほうがよかったかもしれません。

RICOH GR III / GR Lens
18.3mm, F5.6, 1/30, ISO 320 (+1.0EV), WB (Off)
May 21, 2023, 12:28:41
果物屋さんです。街中では果物屋さんをよく見かけます。台湾はフルーツ天国,というだけのことはあるのだと思います。右手前は木瓜(パパイア)だと思います。その左側はりんご(たぶん,フジ),その奥の赤いツルッとした皮のものは蓮霧(レンブ,ワックスアップル)です。季節感がまったくありませんが,台湾で見かけるリンゴは普通に輸入品ですし,日本のリンゴのほうがおいしいのでわざわざ台湾に来て食べようとは思いません。アクの強い果物にたいしてはほぼ例外なくアレルギーがあるので(トロピカルなフルーツはたいていアクが強いのです),私はここにある果物のほとんどを食べられませんが,カラフルで見ているだけでも楽しくなります。

RICOH GR III / GR Lens
18.3mm, F5.6, 1/400, ISO 200, WB (Off)
May 21, 2023, 12:30:18
これは台北のどこで撮ったのかよくわからなくなってしまいました。やはりGPSのデータが書き込まれていないと不便です。35mm判換算で28mm,実焦点距離で18.3mmという広角レンズなのに妙に圧縮効果が感じられる画になりました。たんにパースペクティブの効果でそのように感じるだけなのか,手前の人物によって遠近感を強調されているからでしょうか。絞ると非常にかっちりした写りです。奥のビルのタイルの一枚一枚までちゃんと解像しています。コンパクトで軽くてかっちり写る,というのはさすがGRシリーズのカメラです。GR IIIはリリースされてから随分と時間がたちますが,今でも人気で品薄,というのはとてもよくわかります。

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