LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S (その14)

 ついにパナライカの標準ズーム@台湾の画の在庫が底をつきました。ひとまずこの12-60mm F2.8-4というレンズの画は今回で最終回です。ただし台湾シリーズは別のレンズで続きます。

最終回は台北の北の淡水河の河口です。夕陽を見に行く有名スポットです。景色より食欲,ということで陽が沈むまで待てずにさっさと晩御飯を食べに行ったのですが,マジックアワーのちょっと前の景色は堪能できました。落ち着いて撮っているので珍しく焦点距離を色々と変えてズームレンズであることを活用しています。

DC-GH5M2 / Leica DG Vario-Elmarit 12-60mm F2.8-4 Asph. Power OIS
50.0mm, F11.0, 1/3200, ISO 200 (-1.33EV), WB (Auto)
Sep. 19, 2023, 16:41:33.301+08:00
思い切り逆光で露出を切り詰めてシルエット風にしてみました。さすがにシャドウ部は階調がありませんが,これは意図したものです。角度によってはゴーストやハレーションが生じますが,レンズを向ける方向をうまく選べばコントラストも十分にある画になります。といいつつも沖合の貨物船の右上にゴーストがはいっています。あまり気にはならないと思いますが。

DC-GH5M2 / Leica DG Vario-Elmarit 12-60mm F2.8-4 Asph. Power OIS
36.0mm, F6.3, 1/1300, ISO 200 (-0.66EV), WB (Auto)
Sep. 19, 2023, 16:49:13.334+08:00
夕陽スポットへつながる人道橋です。カポーがいっぱい歩いています。同じところへ行くにしてもおっさんグループはなんとも味気ない感じです。そんなに絞っているわけではないのですが,なんとなく回析の影響で解像度が低下しているような感じがします。別に甘いわけじゃないですし,普通にみているぶんには十分にシャープです。

DC-GH5M2 / Leica DG Vario-Elmarit 12-60mm F2.8-4 Asph. Power OIS
29.0mm, F18.0, 1/4000, ISO 200 (-1.33EV), WB (Auto)
Sep. 19, 2023, 16:45:44.234+08:00
1枚目と同様に逆光です。太陽が画面のすぐ上にありますが,さすがにあからさまにゴーストが入っています。明暗差が大きくて被写体があまりないのに露出を切り詰め過ぎたために単調になってしまったかもしれません。

DC-GH5M2 / Leica DG Vario-Elmarit 12-60mm F2.8-4 Asph. Power OIS
27.0mm, F3.6, 1/60, ISO 400, WB (Auto)
Sep. 19, 2023, 17:09:39.631+08:00
夕陽をみながらお食事,というシチュエーションなのですが,残念ながらこの部屋からは夕陽が沈むところは見えませんでした。季節によって太陽の位置が当然変わるのでよい感じに見えるときもあるのだと思います。ワイングラスの質感がリアルで素敵です。

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