KONICA HEXANON AR 35mm F2 (その3)

Konica Hexanon AR 35mm F2は今回でひとまずおしまいです。あまり持ち出さなかったので画のストックが少なくてあっという間に最終回を迎えてしまいました。なんか重苦しい感じはずっと抜けないままで終わってしまいました。ちゃんとメンテナンスをしてから撮り直す必要がありそうです。それはまた次の機会に。

ILCE-7S / HEXANON AR 35mm F2
35.0mm, F2.8, 1/2500, ISO 100, WB (Auto)
Apr. 16, 2023, 10:55:58
デイジーなどの寄せ植えの花壇です。左下に被写体を置いたのですがこのカットでは隅で画が流れる様子もなくきちんと写っています。デイジーの黄色はちょっと濃い感じもしますが記憶のなかではこんな色だった気もします。滑らかに背景に向かってボケていきますが,一番奥はボケがすこしうるさく感じます。

ILCE-7S / HEXANON AR 35mm F2
35.0mm, F2.8, 1/3200, ISO 100 (+0.3EV), WB (Auto)
Apr. 16, 2023, 10:28:47
藤棚ですがピントは手前の紅葉の葉に合わせています。背景に藤の花が写ってます。たぶん,このときの自分の気持ちは藤よりも紅葉だったのでしょう。光の透過が清々しく写っています。

ILCE-7S / HEXANON AR 35mm F2
35.0mm, F2.8, 1/1250, ISO 100 (-0.7EV), WB (Auto)
Apr. 16, 2023, 10:31:10
モッコウバラです。奥の花にピントをあわせた画も撮っているのですが,手前にピントをあわせたカットのほうが気に入ったのでこちらを選びました。ちょっとピントが甘いかもしれません。背景の奥の花は絞り羽の形が微妙にわかるようなわからないようなボケ方をしています。

ILCE-7S / HEXANON AR 35mm F2
35.0mm, F2.8, 1/3200, ISO 100 (+0.7EV), WB (Auto)
Apr. 16, 2023, 10:50:15
最後はツツジです。昨年はツツジが綺麗に咲いていた,という印象が強く残っています。たまたまツツジの花をたくさん撮りたかったからそう思ったのかもしれません。真っ赤な花は色飽和してペタッとした平面的な画になりがちですが,ちゃんと階調が残って自然に写っています。さすがに現代のセンサーです。2000年代前半のデジカメ黎明期のカメラはこういう画は総じて苦手だったことをフと思い出しました。なんとなく空気が濁っているのは他のカットと同様です。やはりレンズのバルサム切れの影響などでカラーバランスがおかしいのかもしれません。調整にだしてやらないとレンズがかわいそうです。

というわけで,35mm F2はひとまずここまでです。

コメント