GR LENS f=18.3mm 1:2.8 (その16)

今年の連休中に行った台北のお散歩写真は今回でひとまず終了です。大きな一眼カメラを持ち歩かなくても十分以上に楽しく素敵な写真が撮れてしまうGR IIIは無敵です。FujifilmのX70も捨て難いのですが,スマホと連携して位置座標を入れたりできないので(私が使い方を理解していないだけかもしれませんが),旅行で使うとどこで撮った写真かわからなくなってしまう,というのがX70の難点です。もちろんGR IIIのほうがコンパクトなので旅行にはより適切ですが,GR IIIを使っているとX70を持ってきても良かったかな,とちょっと浮気心が湧いてきます。

RICOH GR III / GR Lens
18.3mm, F2.8, 1/60, ISO 200 (+1.0EV), WB (Off)
May 05, 2024, 08:32:26
台湾には果物屋さんがたくさんあります。ここもそのようなお店のひとつです。朝早くから営業しています。いかにも南国フルーツという感じの果物がたくさん並んでいます。この時期はグアバが一番美味しい季節だそうです。写真はグアバではなくマンゴーですが,マンゴーの最盛期はたぶん6月から7月にかけてなのでかなり早い感じがします。愛文と書いてあるのはマンゴーの品種で一番高価で美味しいとされているものです。台湾から日本に輸入されたマンゴーはたぶん例外なく愛文マンゴーです。このお店の値札には1個99元と書かれているのでこのときの最悪な円安レートで450円から500円足らずです。昔の円高レートなら300円くらいです。日本で愛文マンゴーを買ったらたぶん1000円以上するので円安になっても現地価格は激安です。残念ながら私は果物アレルギーでグアバもマンゴーも食べられません。もちろん植物検疫にひっかかるのでお土産に持ち帰ることもできません。なんか,美味しいものを前にしてお預けを食らっている気分です。マンゴーの皮の表面がとてもリアルに写っていて手にとってさわれそうな感じです。

RICOH GR III / GR Lens
18.3mm, F5.6, 1/60, ISO 200 (-0.7EV), WB (Off)
May 04, 2024, 08:01:32
台北の通りに面した洋服屋さんです。ガラスの写り込みが面白かったので選んでみました。ガラスに反射して外の様子が見えている部分と,透過して店内が見える部分が交錯してなんか混乱してくる雰囲気が好きです。

RICOH GR III / GR Lens
18.3mm, F5.0, 1/320, ISO 200 (-1.0EV), WB (Off)
May 05, 2024, 08:53:37
得意の路地です。タイルのカビが亜熱帯感を出しています。タイルの目地もきっちり解像しています。さすがです。

RICOH GR III / GR Lens
18.3mm, F5.0, 1/400, ISO 200, WB (Off)
May 05, 2024, 08:34:51
5月の連休の台北シリーズはこのカットでお終いです。日曜日の朝なので広い通りも閑散としています。まっすぐな道なので遠くまで見通せていますが,遠くまでけっこうちゃんと写っています。タワークレーンのトラスもちゃんと解像してます。遠くが霞んでいるように見えるのはレンズがどうか,というよりも空気の状態によるもののような気がします。肉眼でみえるよりもよっぽど細かいものまで写っていますが,全体をみると肉眼でみた感じから逸脱しない雰囲気がとてもよいと思います。

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