Tamron 20-40mm F/2.8 Di III VXD (その2)

お正月の間,Tamron 20-40mm F2.8を持って少し近所を歩いてまわりました。特に何か変わったことやものがあるわけでもないですが,違うレンズを通していつもの景色を見ることはそれなりに新鮮です。

ILCE-7CM2 / E 20-40mm F2.8 A062
20.0mm, F5.6, 1/250, ISO 100 (-0.7EV), WB (Auto)
Jan. 01, 2025, 09:37:51.799+09:00
山王様と呼ばれている小さな神社というか祠です。お正月なので地元の氏子の人たちが集まって火を焚いたりしていました。明暗のコントラストもありながら影のグラデーションも滑らかで,かつ解像感もあって,といういかにも現代の万能レンズという感じです。街で普通にスナップを撮って歩くならこのレンズ一本で十分という気になってきます,というか実際,他のレンズはいらないと思います。

ILCE-7CM2 / E 20-40mm F2.8 A062
40.0mm, F2.8, 1/80, ISO 100 (-1.7EV), WB (Auto)
Jan. 02, 2025, 15:22:21.445+09:00
山茶花の生垣の隙間からはやくも傾いた陽が差し込んで葉っぱを一枚だけ照らしていました。天高原は輪郭があるシャボン玉ふうのボケ方で,よくみると年輪ボケも少しだけ感じられます。葉っぱの輪郭はいかにもカラーフリンジが出そうですが等倍で見てもそんなそぶりもありません。透過光を通した葉っぱ表面のグラデーションと質感が素晴らしいです。

ILCE-7CM2 / E 20-40mm F2.8 A062
40.0mm, F5.6, 1/640, ISO 100 (-0.7EV), WB (Auto)
Jan. 02, 2025, 10:15:39.129+09:00
いつもの散歩コースの高圧鉄塔です。2段ほど絞って手前の木の実のどこかにピントをあわせています。鉄塔はボケていて被写界深度の向こうにあるようです。ピントがあっている枝はとても繊細で質感がリアルに写ってます。

ILCE-7CM2 / E 20-40mm F2.8 A062
20.0mm, F5.6, 1/80, ISO 100 (-0.7EV), WB (Auto)
Jan. 02, 2025, 15:53:47.758+09:00
明暗さがある状況で露出を切り詰めているので陰鬱な感じになりました。影の部分でもきちんとグラデーションがあってレンガ風タイルの一枚一枚の質感の違いも表現しています。2段絞っていますが解像感は開放とそんなに変わらないように思います。つまり,開放から十分な解像度があるってことのようです。

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