SAMYANG AF 75mm F1.8 FE (その3)

台北はまだまだ続きます。いつもと違う画角のレンズをつけていると見方が変わって面白くなってきます。ただ,画角に慣れてないので思ったとおりには写せません。咄嗟にシャッターを切ると何をみていたのかはわかりますが,画角が狭すぎて周りがどんな状況なのかがわからず,結果としてなんだかよくわからない画が量産されてしまいます。でも,まぁ,それはそれで楽しいのでよいのです。

ILCE-7CM2 / SAMYANG AF 75mm F1.8
75.0mm, F1.8, 1/80, ISO 1250, WB (Auto)
May 04, 2025, 21:29:30.620+08:00
台北の夜です。夜といってもまだ9時半です。でも,中望遠で明暗差のあるところを切り出すとなんだか深夜みたいに見えます。台湾ではどこでも見かける単車の二人乗りです。暗いのでさすがに開放ですが,単車の2人が浮き上がって見えるのは中望遠レンズならでは,です。圧縮効果もそれほど大きくないので背景も自然な雰囲気で夜の信号待ち,という気分(どんな?)がでているように思います。

ILCE-7CM2 / SAMYANG AF 75mm F1.8
75.0mm, F5.6, 1/80, ISO 500, WB (Auto)
May 05, 2025, 08:50:12.049+08:00
どこだったかほとんど記憶の彼方にありますが,遼寧街をぶらぶら歩いていてふと見かけたコーヒーショップです。外帯価というのは要するに「お持ち帰り価格」です。以前だったらこの値段もあぁそうね,って思っていましたが,円がボロ負けの今年はこんな値段のコーヒーは高くてちょっと買う気がおこりません。円安は海外に行くと身に染みます。政治家の先生方は何を考えてるんだ,というか,きっとこんなみみっちぃことには興味がないのでしょう。

ILCE-7CM2 / SAMYANG AF 75mm F1.8
75.0mm, F2.8, 1/250, ISO 100, WB (Auto)
May 05, 2025, 08:36:21.978+08:00
いかにもな感じの夜市のお店です。朝はカウンターだけで誰もいなくて何も売ってません。ちょうど車と単車が通りかかったのでシャッターを切りました。ピントは手前のショーウィンドウ(?)です。1段ちょっと絞ってますがピント面の背後はほどよいボケで,なんとなく見た目の感覚とよくあっている気がします。

ILCE-7CM2 / SAMYANG AF 75mm F1.8
75.0mm, F2.8, 1/80, ISO 125, WB (Auto)
May 05, 2025, 08:31:03.223+08:00
一方通行です。それ以上でもそれ以下でもありません。手前のブーゲンビリアの紫の花(実際は葉っぱ)にピントを合わせています。1段ほど絞っていますが背後はほどよくボケて手前の紫の葉っぱだけが浮き上がって見えます。こういう自然な距離感をもった立体感のある写り方は中望遠レンズならではだという気がします。画角が狭いのでスナップでは個人的にはなかなか慣れないのですが,うまくおさまると収まりが良いので楽しくなります。

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